※これはトウマルート後のお話です、キャラが壊れているので注意してください


人類の存亡を賭けた戦いから三ヶ月、トウマは幸せな毎日を過ごしていた

平日はミナキと一緒に新しいメカのために大雷凰でデータを取り

休日はデートという平和な毎日を謳歌していた


「あ〜今日も疲れた、でも明日はミナキとデートだ」


そういいながら手元にある遊園地のパンフレットを見る

ちなみに二人はいまだに手を繋ぐことさえも恥ずかしがるというカップルだが本人たちは満足しているので問題ない


ズゴンッ!!


「ぐはっ……」


明日に備えてプランを練っている時に壁が破壊され、その破片でトウマは気を失った



「………許せトウマ、これも姫様のため」




幸せを求めた戦い  前編




休日の遊園地はあかなりの人で賑っていた

そんな中ベンチに座っている女性が一人、ミナキである


(今日は楽しみだな〜、最初は普通に遊んで最後は観覧車で……きゃっ)


普通ならナンパのひとつも受けそうなミナキだが

真っ赤になって体をクネクネさせている女性に声をかける勇者はこの遊園地にはいなかった


「それにしても遅いわね」


そういって時計を見るミナキ、針は十時をさしている

待ち合わせは十時だがトウマは待ち合わせの三十分前にはいつも来ていた

携帯を取り出しかけてみるが繋がらない

少し不安になったミナキだが、もう少し待つことにした





三十分後


「何かあったのかしら……」


トウマが来ないことに不安を感じるミナキ

少し迷った後、遊園地の入り口のモギリすれ違っても大丈夫なようににトウマのことを説明する

容姿など事細かに説明し(所要時間三十分)、トウマ家へと向かった







「…………………」

ミナキは無言だった

トウマの家の前には着いたがそこには何も無かった

しいて言うなら瓦礫の山、周りを確認したがここはトウマの家に間違いなかった

がトウマの家だけが完全に破壊されている


「ん、あれは」


瓦礫の上に載っていた手紙を見つけそれを手に取る

手紙を読んでいる内にミナキから笑いがこぼれてきたが目はまったく笑っていない


〜拝啓ミナキ殿

旅に出ます、探さないでください

カノウ家当主トウマ・カノウ〜




「………やってくれたわね、あのアマ」


研究所付近に住んでいるミナキファンが見たら思わす「こんなのミナキさんじゃない!!」と思えるような笑顔+言葉遣い

ミナキは手紙を破り捨てると走り出した

犯人は明らかに人選を間違えていた




その日一つの軍施設が壊滅し、一機のメカと四人のパイロットが姿を消した



続く





あとがき

どうも現在クォボレー編をEXハードでやったことを公開している恭也・改・です

トウマ編……よかったけど個人的にはアルマナ様が……

ミナキの声が微妙という人もいますが、ぜんぜんオッケーです(だってネコミミメイドだから)

後編も近日中には仕上げるので是非見てやってください

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