「こ、これは!!」


目の前のライダーは一心不乱に目の前にあるものを屠っていく


そのスピードはもはや神速、まさに騎乗兵ライダーの名に相応しきスピードだった


そうライダーはケーキにはまっていた





ライダーさんケーキにはまる




事の始まりは俺がケーキを買ってきたことから始まった


しかし帰ったときには家にはライダーしかいなかった


みんなの分を買ってきたのでかなりの量が在ったのだが


既に残りあと少しを残してライダーの腹の中に消えてしまった


マロンケーキ


 ココナッツマロン


クランチ


 ティラミス



ストロベリーケーキ


サバラン


チョコケーキ等


他にも数十種類のケーキを買ってきたのだがほとんどが既にない


まあこのまま全部なくなったら買ってこなかったことにすればいいだけなんだけどな



「いや〜それにしてもライダーがケーキが好きだったなんて意外だな」


「ふぉふでしゅふぁ(そうですか)?」


口にケーキを入れながら答えてくるライダー、ホントなんか珍しすぎる光景だ


「ああ、ライダーは綺麗やかっこいい感じだからケーキとはあまりむすびつかないな〜」


「んん、まあ私の生きていた時代にこんなに素晴らしい食べ物はありませんでしたから」


ライダーは甘い物が好きなのか


「ライダー、ケーキ手他にも色々あるけど今度食べにいこうか?」


「いいのですかシロウ?」


「ああ、ライダーには結構迷惑掛けてるしそのお礼だよ」


「そうですか、それはとても楽しみです」


そう言って笑ったライダーの微笑みは綺麗だった




ここで終わればいい話で終われたのだが、皆が帰ってきたときにケーキ買って来たのがばれた


セイバーと藤ねえ・・・幾らなんでも臭いで解かるってのはどうよ?







SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送