「やばい・・・・・金が無い・・・・」


俺、相沢 祐一はピンチだった、どうしようもなく理不尽に・・・


なんで俺がこんなに奢らなくちゃいけないんだろう・・・・


あいつら会う度に集りやがって・・・・


せめてつき一万でいいから自由に使える金が欲しいな〜


ピロリン♪

そんなとき自宅から持ってきていたパソコンにメールが届いた




相沢祐一の貧乏脱出大作戦(副収入推進SS)


一週間後


キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴り昼休みの到来を告げる


「相沢、飯食いに行こうぜ」


そう言って俺を誘いに来たのは北川だった。


何の因果か、三年になっても名雪と香里と北川とは同じクラスだった



「ん、相沢携帯持ってたのか?」


「まあな」


俺は今携帯でとある確認をしている最中だった


「・・・ちっ、はずれか」


「何してんだ?」



「ああコレか」


俺は一週間前の夜を思い返していた





「ん、浩平からのメールか」

メールを開くと俺には天恵の如き内容が書かれていた



『祐一元気にしてるか、俺は死ぬほど元気だぜ。

 今回のメールはお前にいいことを教えてやろうと思ってな
 
  お前この前少しでいいから自分で使える金が欲しいっていってただろ

 月三千くらいなら稼げてばれないのがあるぜ』



そうして俺はネット副収入という物を知った。

最初は物凄く怪しんだが浩平もやっているのと、ネットを調べまくった結果怪しくない物だと知った。


そうして俺は行動を開始した。


とりあえず片っ端からメール系とアンケート系と携帯系の奴に登録した。


そのせいあってかメールはかなりの件数が来るが、それでも寝る前の一時間で何とかなる


何より少しずつとはいえ、金がたまっていくのが何より嬉しかった







「・・・相沢、ほんとに一時間くらいでいいのか?」

北川が興味を持ったのか俺に聞いてくる


「ああ、他にも懸賞系って言って、ただで懸賞に参加できるのもあるけど」


「何で相沢はやらないんだ」


「俺が何処に住んでると思ってんだ?」


「そうだな」


懸賞系にもそそられたが商品が届いた瞬間にばれるからな


もし他のまでばれたら、その分までたかられかねない



「相沢それどうやんのか俺にも教えてくれないか」


「ああいいぜ、今日お前の家で教えてやるよ」


そう言って俺はお小遣い系仲間が一人増えた事を確信した










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