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やってしまった・・・・・・
いつかは来ると思っていたが、まさかこんなに早いとは・・・
俺は横を見る、そこには穏かに眠る倉田 佐祐理嬢が寝ている。
そう、俺は舞と佐祐理さんと一緒に暮らし始めて一ヶ月で佐祐理さんにも手を出してしまったのだ。
これからもずっと
結論から言うと助かりました。
最初、舞に報告するかしないか迷ったが、やっぱり隠し事はできないと袈裟切り覚悟で報告した所
「・・・佐祐理が祐一を好きなのは知ってた、だから仕方ない・・・」と納得してくださったのです。
まあその後、お仕置きはされたが・・・・・・
問題はこれからどうするかだった、それを話し合うため俺たちは居間に集まっていた。
「でだ、これからどうしよう?」
「これからってどういうことですか?」
コクコクと舞も佐祐理さんと同じ思いなのか頷く。
良く考えたら舞は魔物と戦っていたため世間一般には非常に疎い、佐祐理さんもお嬢様だから同じだろう。
「もし、このまま三人で付き合っていったとしたら、色々なことを言われる羽目になると思う」
そう例え俺たちが納得していても回りは納得しない、特に佐祐理さんは倉田家という事もありかなり騒がれるだろう
「・・・祐一は私を捨てるの?」
そう言って舞は某CMのチワワのような瞳で俺を見つめてくる
「だれもそうは言ってないだろ」
「じゃあ祐一さんは佐祐理を捨てるんですか?」
「佐祐理を泣かせたら許さないから」
俺の喉元には舞の剣が突きつけられている・・・お前剣捨てたんじゃなかったのかよ!
「そんなことも言ってないだろ、これからどうしようか考えようと言ったんだ」
「・・・祐一さん、どうもしませんよ、舞も祐一さんも佐祐理もこれからもずっとこのままです、何も変わりません」
「でもそれじゃあ」
「祐一さん、たとえ世間がなんと言おうと三人なら大丈夫です、でしょ舞?」
「うん」
2人とも俺よりもずっと大人だった、俺は周りから攻められることしか考えていなかった
耐えられる、耐えられないではなく、責められるのを怖がっているだけだった。
なんて情け無いのだろう、良く考えれば回りから責められる事と、二人の内どちらかと離れて暮らす事どっちが辛いかは一目瞭然なのに・・・・・・
「ごめん・・・俺はこれから何があっても二人から離れない、今ここでそう誓う」
「私も何があっても祐一と佐祐理から離れない」
「佐祐理もですよ〜」
「これからもよろしくな!」
その後 この話を何処で聞きつけたのか、秋子さんが家にやって来て俺たちの心が決まっていることを確認しに来た。
その翌日日本に一夫多妻制が決定した・・・
秋子さん何者なんだ・・・・・・
後書き
俺も2人と付き合いたい!!恭也・改です。
今回はKANONに挑戦です。
ちゃちい作品になりましたが、ここまで読んでくださった方本当にありがとうございます
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