ズドォーーーン


「凛!!大変です」


セイバーは部屋の扉を吹っ飛ばして凛の部屋に入ってきた。


一メートル横にいたら自分の命の危機だった凛は冷や汗をかきながらセイバーを見た


一言で言うならば錯乱、まさにそんな姿のセイバーを見て凛はいっそう落ち着きセイバーに訪ねた


「どうしたのよセイバー」


「シロウがホモです!!」


こんな時文法がおかしくなるのはお約束だ






セイバーさんの大誤解





「まさか、セイバーあんた夢でも見てたんじゃないの?」


「違います、ここに証拠もあります」


そう言って懐からテープレコーダーを取り出す


「セイバー、何でそんなもの持ってるの?」


「ふふ、こんなこともあろうかとです」


自慢げにそう言うセイバー、現代の漫画はアーサー王に間違った知識を与えているようだ


「では聞いてください」



『一成 、俺はもう・・・・・』


『衛宮もう少し待つのだ』


『ダメだって一成、もう俺限界だよ』


『ふむ、ではそろそろか』


『一成!!熱い!!熱いよ』


『それが気持ちのではないか・・・ん、何か気配が』



テープはここまでだった


「クスクス、先輩たら」


いつの間にか凛の部屋に桜がいた、しかも髪が白っぽくなっている


「桜っ、アンタいつからそこに・・・」


「『一成 、俺はもう・・・・・』から聞いてました」


「凛、いいではないですか、この状況です人は多い方がいい」


「でも誤解じゃないの」


「いやその可能性は低い、そもそも以前からイッセイはシロウに近すぎると思っていました」


「・・・・・そうですね、私が買い物に誘った時も『一成と約束があるから』って断られました」


もはやどんな事でも怪しく思えてきた三人、果てには喋ることすら不潔と言っている


「士郎に確かめましょう」


「もはやそれしかありません」


「そうですね、先輩にはまっとうな道に戻ってもらいましょう」


いつの間にかホモ決定していた士郎は運悪く、このとき遠坂家の前に立っていた


「セイバー何処に言ったんだろう?うっ、何か寒気が」


ものすごい嫌な気配を感じるが、まさかその発信源が目の前の遠坂家だとは思ってもいない士郎は扉を開けた


その後セイバー達の口撃に全力で否定する士郎


体を張った説得活動を一晩中繰り広げた士郎は初めて太陽が黄色く見えるのを実感した


「で一体何やってたのよ?」


「お灸だよ、お灸」


「お灸?」


「最近一成がはまっているらしくてな、俺も進められたんでやってみたんだ」


一同の視線はセイバーに向く


「「「セイバー(さん)、お仕置き(です)」」」



後日セイバーは断食に突入したが二日目に黒くなり始めたので中止された



あとがき


長編を書いていたはずなのに、いつの間にかこんな物に・・・・・・

いやー物書くのって難しいですね(違















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